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ツルツゲ
ツルツゲ(蔓黄楊、学名:''Ilex rugosa'')は、モチノキ科モチノキ属の常緑低木。高山植物。 == 特徴 == 針葉樹林内の林床を這い、長さ20-50cmになる。茎には稜があり、毛状の細点がある。葉は、長さ2-4mmの葉柄をもって互生する。葉身は厚く、長さ1.5-4cm、幅0.5-1.3cm、形は狭長楕円形から長楕円形で、先端はややとがり、基部は鋭形になる。両面無毛で、縁にあらい鋸歯があり、表面の脈はくぼみ、しわがみられ、裏面の脈は隆起する。 花期は6-8月、雌雄異株で雄花、雌花とも緑色がかった白色の4弁花を咲かせる。雄花序は1-5個の花を集散状につけ、雌花序は1-3個の花が葉腋につく。果実は径6mmの球状に赤熟し、4個の種子がある。 種小名の ''rugosa'' は、「しわの多い」の意味。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツルツゲ」の詳細全文を読む
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