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「涙の乗車券」 ("Ticket to Ride")は、イギリスのロック・バンド、ビートルズの楽曲である。 == 解説 == 本作は、1965年4月9日に発売された9枚目のオリジナル・シングル曲である。レノン=マッカートニーの作。実質的にはジョン・レノンの作品とされる。リード・ヴォーカルはジョン。ヴァースからサビ、ブリッジに至るまで、ほぼ全編にわたってポール・マッカートニーがハーモニーを付けている。リードギターはポール・マッカートニー。ただしイントロからのギターリフはジョージ・ハリスンの12弦ギターによるものである〔ただしこの曲のライヴ演奏時は、ベーシストのポールが同時演奏することが不可能なため、ジョージ・ハリスンがほぼ忠実に再現していた。〕。ユニークなつっこみ気味のドラム・パターンはポール・マッカートニーのアイデアといわれている〔同時期のセッションで録音されたポール作の未発表曲"That Means A Lot"でも同様のドラムパターンが試されている。〕。ドラム、ギターのイントロとともに、当時としてはヘヴィーなナンバーである。1980年、ジョン・レノンは「これはぼく。ヘヴィ・メタル・レコードとしては、最も早いもののひとつ。/リンゴのドラムはポールのおかげだ。」と語っている〔『PLAYBOYインタビュー ジョン・レノン』、1981年 集英社(181頁)〕。 タイトルは、イギリス・ワイト島にライド(Ryde)というフェリー港があり、"Ticket to Ride"はそのフェリー港までの切符"Ticket to Ryde"にかけた洒落である。 「涙の乗車券」は、1965年4月にシングル盤としてリリースされた後、同年8月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』にも収録された。映画『ヘルプ!4人はアイドル』でもスキーのシーンで使用された。 ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では、384位にランクされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「涙の乗車券」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ticket to Ride 」があります。 スポンサード リンク
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