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ティピティーナス (Tipitina's)は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズのアップタウン地域のライヴハウスである。住所は、501 Napoleon Ave., New Orleans, LAで、ナポレオン・アベニューとチャピトゥーラス・ストリートの交差点の角に位置している。地元の音楽愛好家たちが1977年1月14日に開店した〔Gambit Weekly - Blake Ponchartrain - New Orleans Know-It-All 〕。店の名前は、プロフェッサー・ロングヘアの曲から取られており、彼も生前は出演していた。ニューオーリンズのライヴハウスでは最も著名で歴史のあるクラブのひとつである。店の建物自体は1912年に建設されたものであり、ティピティーナスとなる前には、ジム、賭博場、売春宿など様々な用途に使われてきたという〔Tipitina's History 〕。 開店した当初は、ジュース・バー、レストラン、およびバーも店内にあったが現在はなくなっている。ロゴマークにバナナがあしらわれているのは、ジュース・バーがあった頃の名残である〔Gambit Weekly - Blake Ponchartrain - New Orleans Know-It-All 〕。1980年代前半には、地元のラジオ局WWOZが、上の階にスタジオを持っていた〔WWOZ History 〕。ティピティーナスは、1984年のニューオーリンズ国際河川博覧会の際には、音楽のシーンも博覧会会場周辺に集中したため、一時的に閉鎖した。その際、建物は改装され、ライブハウスの天井を吹き抜けにするために、上の階の部屋が撤去された。 1998年には、別館のティピティーナス・フレンチクオーター(住所: 233 North Peters St., New Orleans, LA)を開店〔Tipitina's French Quarter 〕。当初は本店同様ライヴハウスであったが、現在は貸切パーティー専用の会場として機能している。また、ニューオーリンズの音楽シーンとミュージシャンを支援するための非営利団体「ティピティーナス基金」(Tipitina's Foundation)を傘下に立ち上げ、特にハリケーン・カトリーナで被災したミュージシャンの支援等の活動を行っている〔Tipitina's Foundation Mission 〕。 恒例のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバル期間中は、ジャズ・フェスティバルをもじった「Fess Jazztival」という名称のコンサート・シリーズを企画している。 ==ライヴ盤== ティピティーナスでレコーディングされたライヴ・アルバムには下記がある。 *ギャラクティック / ''We Love 'Em Tonight: Live at Tipitina's'' (2001年) *プロフェッサー・ロングヘア / ''Ball the Wall: Live at Tipitina's 1978'' (2004年) *ドクター・ジョン / ''Right Place, Right Time: Live at Tipitina's'' (2006年) *アンダース・オズボーン / ''Live at Tipitina's'' (1998年) *ネヴィル・ブラザーズ / ''Nevillization: Live at Tipitina's'' (1982年) *タッツ・ワシントン / ''Live at Tipitina's '78'' (2005年) *''Piano Night at Tipitina's'' (1995年) *Black Top Blues-a-rama Vol. 1 - 7 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティピティーナス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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