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テカムセの戦争[-のせんそう]
テカムセの戦争(-のせんそう、英:Tecumseh's War、またはTecumseh's Rebellion)は、アメリカ合衆国北西部領土で、アメリカ合衆国に領土を奪われたショーニー族をはじめとするインディアン部族同盟が蜂起し、米軍と抵抗戦を交えた「インディアン戦争」である。 == 概要 == 合衆国による領土侵略に対して、ショーニー族のテカムセの呼びかけでインディアン諸部族が蜂起したこの戦争は1811年の「ティッペカヌーの戦い」でアメリカ軍のウィリアム・ヘンリー・ハリソンの勝利で終わったと考えられがちであるが、米英戦争の時 (1812-1815)までテカムセたちの反抗は継続したので、米英戦争の一部とも見なされている。 インディアンの社会には、独任制の代表である首長は存在しない。インディアンは合議制民主主義に則って、すべての取り決めを連座の合議で決定する〔『Readings in Jurisprudence and Legal Philosophy』(Felix S. Cohen、1952年)〕。白人はテカムセをこの戦いの「指導者」、「扇動者」とみなし、「テカムセの戦争」と名付けているが、テカムセは独断でこれを指導したわけではない。テカムセは「尊敬を集める大戦士」、または「調停役」である酋長として、白人による領土侵略を断固拒み、交戦派の意見を代表して白人と交渉しているのである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テカムセの戦争」の詳細全文を読む
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