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ピロリン酸テトラエチル[ぴろりんさんてとらえちる]
ピロリン酸テトラエチル(ピロリンさんテトラエチル、)は化学式がC8H20O7P2の有機化合物で野菜、果樹の害虫の殺虫剤として使用されていた有機リン化合物である。現在はその高い毒性より農薬の指定からはずされ、毒物及び劇物取締法において特定毒物に指定されている。 また、水によって加水分解し、熱することで有毒なPOxのガスを生じる。また、吸湿性を持つ。 == 用途 == 1950年8月3日に有機リン系農薬の第一号として登録を受けた。「テップ」や「ニッカリン」の商品名で稲のウンカ、果樹・花卉・野菜のアブラムシ、桑のキジラミやヒメハムシの駆除などに使われたが、1969年12月31日に失効した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピロリン酸テトラエチル」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tetraethyl pyrophosphate 」があります。
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