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テナガエビ科(テナガエビか、学名:)はコエビ下目に属するエビの科の1つ。テナガエビ類やスジエビ類など水産資源となる大型種の他、他の大型生物と共生することで知られる小型のカクレエビ類を多数含む。 近縁の科とともにテナガエビ上科 Palaemonoidea というグループを構成する。ただし近縁の科はどれも少数のカクレエビ類を分類したもので、テナガエビ上科の中ではテナガエビ科が最大の科である。 == 特徴 == 世界中の熱帯から温帯にかけて500種近くが知られるが、熱帯域ほど種類が多く、温帯域では少ない。 淡水から汽水域、浅い海まで幅広く生息し、食用を含めて人の目に触れる機会が多い分類群である。特にサンゴ礁には多くの小型種が知られる。 5対・10本ある歩脚のうち、第1歩脚と第2歩脚は先端にはさみがある鋏脚に変化している。さらに第2歩脚が第1歩脚よりも大きく目立つのがテナガエビ科の特徴で、第1歩脚が大きいテッポウエビやザリガニ下目、第3歩脚が大きいオトヒメエビ類などと区別できる。中には両方の鋏脚が大きいものだけでなく、左右のどちらか片方だけ大きくなるものもいる。 また眼柄が長く、複眼も大きく、上から見ると複眼が左右に飛び出る外見のものが多い。ただし共生動物の体内に深く入りこむカクレエビ類には眼が小さく退化したものもいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テナガエビ科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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