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テムズの戦い[-のたたかい]
テムズの戦い(-のたたかい、英:Battle of the Thames、またはモラビアタウンの戦い(Battle of Moraviantown))は、米英戦争中の1813年10月5日にアッパー・カナダのチャタム近くで米英がインディアンの領土を奪い合ったインディアン戦争。 米英両陣営がそれぞれ同盟した、インディアン部族による代理戦争でもある。 == 概要 == イギリス軍とアメリカ軍が、北西部領土の支配権を巡って起こした戦闘である。英軍、米軍それぞれに同盟するインディアンが戦闘に加わったが、アメリカ軍の決定的勝利となり、勇猛で鳴らしイギリス軍と同盟していたショーニー族インディアンの英雄テカムセが戦死した。結果的にイギリス軍とインディアンの同盟も消滅した。 1813年9月、オリバー・ハザード・ペリー指揮するアメリカ海軍がエリー湖の湖上戦で決定的勝利を奪った。イギリス軍のヘンリー・プロクター将軍は補給線を失うことをおそれ、テカムセの助言も容れずに、マルデン砦から撤退を始めた。アメリカ軍のウィリアム・ハリソン将軍は、プロクターを追ってアッパー・カナダに入った。テカムセは何度もプロクターを説得してアメリカ軍と向き合わせようとした。最後はプロクターが折れて、テムズ川のモラビアタウンでハリソンと対峙することになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テムズの戦い」の詳細全文を読む
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