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テルプシカリ : ウィキペディア日本語版
テルプシコラー

テルプシコラー(, 「踊りの楽しみ」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱。ラテン語ではテルプシコレーTerpsichore)という。長母音を省略してテルプシコラテルプシコレとも表記される。
すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスムネーモシュネーの娘で、カリオペークレイオーメルポメネーエウテルペーエラトーウーラニアータレイアポリュムニアーと姉妹〔ヘーシオドス、76〜79、915〜917。アポロドーロス、1巻3・1。〕。
9柱のムーサたちのうち、「合唱」「舞踊」を司る。表される際の持ち物は、竪琴だが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。
河神アケローオスとの間にセイレーンたちをもうけたとする説があるが〔ロドスのアポローニオスアルゴナウティカ』4巻892〜896。〕、通常はメルポメネーとされる〔アポロドーロス、1巻3・4。〕。またリノスや〔高津『辞典』170b。〕レーソスの母とされることもある〔ビューザンティオンのアリストパネース(ワルター・F・オットー『ミューズ』論創社、p.114より。)〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テルプシコラー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Terpsichore 」があります。



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