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テーラー山[てーらーやま]
テーラー山(ナバホ語:''Tsoodził'')はアメリカ合衆国ニューメキシコ州北西部、グランツの町の東北の成層火山である。サンマテオ山脈の高地であり〔ニューメキシコ州にはサンマテオ山脈と呼ばれる小山系が二つあり、一つは北部のものである。別の山系は、サンオースティン平原の近くにある。〕、最高点はシボラ国立森林にある。1849年に時の大統領ザカリー・テイラーに因んで名付けられた。これに先立ち、スペイン人からは''Cebolleta''(柔らかい玉葱)と呼ばれ、この名前は広大なメサであるサンマテオ山脈の北部を指す一つの名前として残っている。テーラー山は主として麓の砂漠の上部に青い松かさのように上る森林地帯となっている。斜面は近隣のプエブロにとって材木の重要な切り出し口であった。 ==先住民の伝統== ディネにとってテーラー山はディネの伝統的な父祖の地であるディネーターの極めて重要な方向と境界をなす聖なる4つの山の一つである青緑色の山''Tsoodził''である。テーラー山は南の縁に位置し、南と青に関連し、女性を表している。ディネの神話では、当時の世界の山脈の複製として最初の人類が4番目の世界の土から聖なる物質とともに聖なる山々を作り上げた。テーラー山を石のナイフで地球に括り付けた。超自然的な存在である黒い神や青緑色の少年、青緑色の少女が、山に住んでいると言われている.〔 〕。テーラー山はアコマ・プエブロやラグナ・プエブロ、ズニ族にとっても聖地である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テーラー山」の詳細全文を読む
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