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ディセンダー
タイポグラフィにおいてディセンダー()とは書記素の一部であり、ある書体のベースラインの下に延長した部分である。ディセンダーの下端をディセンダーラインといい、英語ではbeard lineとも呼ばれる。 例えばラテン文字の''y''においてはディセンダーは尾の部分に相当し、二本線がつくるV字の下の対角線の部分とも言える。また''p''では右側の丸の下に伸びる幹にあたる。 英文書体の多くではディセンダーは小文字(''g''、''j''、''p''、''q''、''y'')とまれに''f''に存在するが、数字(特に''3''、''4''、''5''、''7''、''9'')に使うこともある。このような数字はと呼ばれる。ただし、Computer Modern italicなどのイタリック体の書体は''4''にディセンダーがあって他にはなく、これはオールドスタイルとはされていない。書体の中には''J''、''Q''の大文字にもディセンダーをもつものがある。 ある書体の、各文字のエックスハイトよりも上の部分をアセンダーという〔。同様に、アセンダーの上端に引かれる水平線をアセンダーラインという。 == 参考文献 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディセンダー」の詳細全文を読む
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