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ディッキンソニア : ウィキペディア日本語版
ディッキンソニア

ディッキンソニア (''Dickinsonia'') は、先カンブリア時代エディアカラ紀に海中に生息していた生物の一種である。
オーストラリアで発見された、いわゆるエディアカラ生物群の代表的なもの。約6億年前に生息していた。
==特徴==
最大1.2mにもなるエディアカラ紀最大の生物である。体は扁平な形をしており、1m近い平面的な広がりに比べて化石の厚みは3mm程度しかない。全体は楕円形、放射状に周囲から中央に向かって多数の溝があり、上から見ると前後方向に多数の幅の狭い体節に分かれているように見えるが、それらは中央で融合しており、分節しない縦長な部分を残す。
大陸の周囲にできた比較的浅い暖かい海で生息していたと考えられている。化石の周囲にはその外形が海底に刻印として残っている例があり、海底をゆっくり漂流するか、または這うように移動していたと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ディッキンソニア」の詳細全文を読む



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