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ディディエールシカクワガタ (''Rhaetulus didieri'') は昆虫綱甲虫目クワガタムシ科シカクワガタ属の1種。 また、シカクワガタ属最大種である。 == 形態 == シカクワガタ属の中では最大のクワガタムシ。 * 個体差が激しいが、雄は「胸」部分にかけて淡褐色(黒一色の個体も存在する)、跗節が明るいオレンジ色から赤褐色色になる。大型になると大アゴがかなり複雑に歪曲し〔成長度合いによって個体差があるが、斜め上後方に約5°斜め外側に約10°に1cm伸びた後、折れ曲がって下と内側へ弧を描き伸びる〕、大アゴの折り返し地点には斜め上内側に伸びる大きめの内歯があり、先端は二股に分岐する。大型の雄はパリーフタマタクワガタと若干似ている。小型だと大顎はあまり歪曲せず、根元の内歯は見られず、分岐も弱い。 * 雌は黒色で若干鈍い金属光沢があり、スペキオススシカクワガタの雌と似ている。しかし、脚の付け根の色で見分けることができる。 フタマタクワガタ属と違い(同じ成長度合いの)雌の体格は雄よりもはるかに小さいということはない。その証拠に、40mm前後あるメスも確認されている。飼育下では40mmを超える個体が出ている。オス同様に跗節部がほのかに赤くなる。 *類似種でマイシカクワガタがいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディディエールシカクワガタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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