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ディナミーデン
『ディナミーデン』()作品173は、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したウィンナ・ワルツである。副題は『秘めたる引力』(Geheime Anziehungskräfte)。 == 概要 == 1865年1月30日の工業舞踏会で初演された。「ディナミーデン」とは、「分子や原子が引き合う力」という意味のアントン・レーテンバッハによる造語であり、急速な工業発展の裏で、目に見えない神秘的なものへの関心が高まっていたという。『秘めたる引力』という副題と揃って、当時の世相をうかがわせる題名の作品である。 このワルツ『ディナミーデン』はヨーゼフの代表作のひとつである。1911年にリヒャルト・シュトラウスが手掛けたオペラ『ばらの騎士』第2幕のなかに、主題としてこの『ディナミーデン』の旋律を借用して作曲されたワルツが登場しており〔松田(1985) p.311〕〔ブリタニカ国際大百科事典9(1991) p.449〕、「ばらの騎士のワルツ」として知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディナミーデン」の詳細全文を読む
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