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ダンクルオステウス
ダンクルオステウス(''Dunkleosteus'':ダンクルの骨 の意)は、古生代デボン紀後期の北アメリカ大陸、及び北アフリカに生息していた板皮類の属の一つ。日本語ではダンクレオステウスとも呼ばれる。 ダンクルオステウスの模式種 ''D. telleri'' はかつてディニクティス属 ( ''Dinichthys'' ディニクチスとも)に含められ、保存状態のよい''D. telleri'' がディニクティスの復元の元となっていた。そのため、「ディニクティスの復元図」とされているものの多くは実際には本属の復元図である。ちなみにディニクティス科は、本属を含め12属程が知られている。 == 概要 == ''Dunkleosteus''という名称は、クリーブランド自然史博物館の古脊椎動物学者デイヴィッド・ダンクル(David Dunkle)への献名である。体長は6-10m程と推測されており、現在発見されている限りでは最も大きな板皮類の一種である。この魚は、当時の生態系の頂点に立っていたと考えられている。このような板皮類はシルル紀に姿を現し、デボン紀に大繁栄を遂げた〔棘魚類とは対照的で、海域が中心であった。〕。しかし、その繁栄は長続きせずデボン紀大絶滅によりその多くが絶滅し、石炭紀前期(ミシシッピ紀)に全て絶滅した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダンクルオステウス」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dunkleosteus 」があります。
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