翻訳と辞書
Words near each other
・ ディニクティス
・ ディニクティス (哺乳類)
・ ディニクティス (板皮類)
・ ディニシオ・カスティリアノス
・ ディニス (ポルトガル王)
・ ディニス1世
・ ディニス1世 (ポルトガル王)
・ ディニャル・ビリャレトディノフ
・ ディニャーノ
・ ディニー・ペイルズ
ディニ微分
・ ディヌ・リパッティ
・ ディネ
・ ディネオー
・ ディネシュ・パテル
・ ディネッシュ・チャンド
・ ディネ・カレッジ
・ ディノ
・ ディノクライシス
・ ディノクラティス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ディニ微分 : ウィキペディア日本語版
ディニ微分[でぃにびぶん]
数学の、特に実解析の分野におけるディニ微分(でぃにびぶん、)とは、微分の概念を一般化したある一類の総称である。
== 定義 ==
連続関数 ''f'': RR上側ディニ微分(しばしば右上微分とも呼ばれる)は、
:f'_+(t) \stackrel \limsup_ \frac
により定義される。ここで は上極限を表す。同様に、下側ディニ微分
:f'_-(t) \stackrel \liminf_ \frac
により定義される。ここで は下極限を表す。
''f'' がベクトル空間上で定義される汎函数のときは、''t'' における、方向 ''d'' への上側ディニ微分が
:f'_+ (t,d) \stackrel \limsup_ \frac
により定義される。
; 注意
:
* 補完数直線上では、各ディニ微分は常に存在する。しかし、それらの値は有限とは限らず、+∞ や −∞ となることもある(すなわち、ディニ微分は「拡張実数値」の意味において、常に存在する)。
:
* ''f'' が局所リプシッツ連続ならば、ディニ微分 f'_+ は有限である。もし ''f'' が ''t'' において微分可能ならば、その ''t'' における各ディニ微分は通常の意味での微分に等しい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ディニ微分」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.