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ディビジョンシリーズ()は、メジャーリーグベースボールの優勝チーム決定戦のファーストラウンド(一般のトーナメントフォーマットでいう「リーグセミファイナル(準決勝)」に相当)。ポストシーズンゲームの第2ラウンドであり、日本では地区シリーズと訳される。ナショナルリーグ(National League Division Series, NLDS)とアメリカンリーグ(American League Division Series, ALDS)でそれぞれ開催される。 レギュラーシーズン終了後の10月に、リーグの地区優勝チーム3チーム、及びワイルドカードゲームを勝ち上がった1チームの各リーグ合計4チームがリーグチャンピオンシップシリーズ、さらにはワールドシリーズ進出を賭けて戦う。 ==歴史・制度== 50日間に及ぶストライキでシーズンが中断されたにも一年だけ行われた(後述)が、ここではより行われている現行制度について説明する。 からまで、ナショナルリーグとアメリカンリーグでは、それぞれの所属チームは主に本拠地をどこに置いているかによってリーグ内でさらに東西2地区に分かれてペナントを争っており、各地区で行ったペナントの優勝チームが引き続きリーグでの優勝を決めるためにリーグチャンピオンシップシリーズを行っていた。より東中西3地区制となったことで、リーグチャンピオンシップシリーズに出場するチームを決めるためのシリーズが必要になり、その結果ディビジョンシリーズが開催されることとなった。1994年は232日間に及ぶ長期ストライキのため開催されず、1995年がディビジョンシリーズのスタートとなった。 レギュラーシーズンでの各地区優勝チーム(3チーム)の他に、両リーグ内でそれぞれ地区優勝チームを除くチームのうち最多勝の2チームがワイルドカードとなり、まずワイルドカードどうしが1試合のみの「ワイルドカードゲーム」で対戦する。次に、その勝者と地区優勝3チームのなかの最高勝率チーム、その他の2チームに分かれて計4チームでトーナメントを行う。このトーナメントの一回戦にあたる5回戦制シリーズがディビジョンシリーズであり、二回戦にあたるものがリーグチャンピオンシップシリーズである。先に3勝したチームがリーグチャンピオンシップシリーズに進出する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディビジョンシリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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