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ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム : ウィキペディア日本語版 | ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム
『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』(De-Loused in the Comatorium)は、アメリカ合衆国のバンド、マーズ・ヴォルタが2003年に発表した初のスタジオ・アルバム。ライヴEP『トレミュラント』(2002年)に続いて発表された。 == 背景 == 本作はコンセプト・アルバムとなっており、オマー・ロドリゲス・ロペスとセドリック・ビクスラー・ザヴァラの友人だったフリオ・ヴェネガス(1996年に自殺)に捧げられた内容である〔日本盤CD(UICY-90957)ライナーノーツ(山崎洋一郎)〕。 レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが全面参加しており、ジョン・フルシアンテも「サイカトリズ E.S.P.」のレコーディングに参加した〔Mars Volta, The – De-Loused In The Comatorium (CD, Album) at Discogs 〕。マーズ・ヴォルタは本作リリース前にレッド・ホット・チリ・ペッパーズのヨーロッパ・ツアーでオープニングアクトを務め、フリーはマーズ・ヴォルタについて「これまで一緒にプレイしてきた中で最高のバンド」「圧倒された」と賛辞を述べている〔Red Hot Chili Peppers: レッチリ、ヨーロッパツアーを続行。マーズ・ヴォルタは“最高のオープニング・アクト”とフリー / BARKSニュース 2003-3-23 〕。 2003年5月15日、オリジナル・メンバーの1人ジェレミー・マイケル・ワードがオーバードースで死去しており〔The Mars Volta : AllMusic - Biography by Matt Fink〕、結果的にはワードが参加した最後のアルバムとなった。
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