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ディン・スアン・ラム (ベトナム語:Đinh Xuân Lâm / 丁春林、1925年2月4日-)はベトナム近現代史研究に大きな足跡を残した歴史学者の一人。ベトナム歴史学会(Hội Khoa học Lịch sử Việt Nam)第4期副主席、ユネスコベトナム歴史・文化資料情報センター科学会議主席〔Giáo sư Sử học, Nhà giáo Nhân dân ĐINH XUÂN LÂM 〕。 == 経歴 == ハティン省フオンソン県ソンタン社にて、阮朝官人の家に生まれる。 父親が清化のイエンディン県の知縣となったため、両親に従ってタインホアで育ち、ここが第二の故郷となった。中卒資格()を得て、フエの国学で学び、哲学文章の高卒試験(秀才試)を満点で卒業する。8月革命ののち、彼はベトナム民主共和国における第一世代の高校教員となった。 1954年、文科師範大学2年生に編入し、ファン・フイ・レやチャン・クオック・ヴオンと同期になる。優秀学生()として卒業し、ハノイ総合大学(現・ベトナム国家大学ハノイ校人文社会大学校)歴史学部講師となった。 チャン・ヴァン・ザウの指導の下、ベトナム近代史部門の発展に貢献した。この頃、『1897-1914年のベトナム史』(1957)、『ホアン・ホア・タムとイエンテーでの農民運動』(1958)、『近代ベトナム史』(1959-1961)といった研究書の刊行・教科書編纂を行った 彼は国内外30人以上の博士の指導教員となり、200以上の学術研究をものしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディン・スアン・ラム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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