翻訳と辞書
Words near each other
・ デイブ・コーウェンス
・ デイブ・コーウェンズ
・ デイブ・コーエンス
・ デイブ・コーズ
・ デイブ・サリバン
・ デイブ・シェリダン
・ デイブ・シモンズ
・ デイブ・シュラ
・ デイブ・スチュワート
・ デイブ・スチュワート (野球)
デイブ・スティーブ
・ デイブ・ダルビー
・ デイブ・チャールトン
・ デイブ・テイラー
・ デイブ・ディバッシャー
・ デイブ・ニーハウス
・ デイブ・ハーマン
・ デイブ・バレンチン
・ デイブ・バレンティン
・ デイブ・バンクロフト


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

デイブ・スティーブ : ウィキペディア日本語版
デーブ・スティーブ

デビッド・アンドリュー・スティーブDavid Andrew Stieb, 1957年7月22日 - )は、メジャーリーグベースボールの元選手。ポジションは投手アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタアナ出身。
== 経歴 ==

=== トロント・ブルージェイズ ===
ドラフトトロント・ブルージェイズから5巡目に指名を受け入団。当初は外野手だったが、強肩を生かすため投手にコンバートされる。はA級とAAA級合計で10勝2敗の好成績を残してメジャーに昇格し、6月29日ボルティモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。8月11日シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャー初完封を記録するなど8勝8敗・防御率4.31を記録。初のフルシーズンとなったはオールスターゲームに初選出を果たす。9月に5連敗を喫するなど調子を落としたが、12勝15敗・防御率3.71を記録した。は前半戦で7勝10敗・防御率3.96だったが、後半戦で10勝4敗・防御率2.59と調子を上げ、シーズン通算で17勝14敗・防御率3.25を記録。また19完投・5完封・288.1イニング・271被安打もリーグトップだった。サイ・ヤング賞の投票では4位に入った。は開幕から好調で5月まで防御率1点台を維持し、2年ぶりにオールスターゲームに選出され先発投手を務めた。最終的に17勝12敗・防御率3.04を記録した。は開幕5連勝をマークするなど前半戦で9勝を挙げ、オールスターゲームでは前年に続いて先発した。16勝8敗・防御率2.83を記録し、チームも地区2位まで上昇。
は前半戦で9勝5敗・防御率1.87を記録し、3年連続でオールスターゲームに出場。後半戦でやや数字を下げたが、14勝13敗・防御率2.48で最優秀防御率のタイトルを獲得し、球団創設以来初の地区優勝に貢献。同年から7回戦制となったカンザスシティ・ロイヤルズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦に先発し、8回無失点で勝利投手。第4戦でも7回途中1失点の好投で味方の逆転を呼び3勝1敗と追い詰めたが、その後3勝3敗のタイに持ち込まれる。最終第7戦でも先発したが6回途中6失点で降板して敗戦投手となり、リーグ優勝を逃した。オフに球団と当時のメジャー最高額で10年契約を結んだ。最後の3年は球団に選択権のあるオプション契約だったが、その内容がそれぞれ190万ドル、200万ドル、210万ドル。100万ドルプレイヤーがメジャー全体で50人程度でしかなかった当時においては破格の高給で、200万ドル以上の契約を結んだ選手は当時は他にマイク・シュミットオジー・スミスブルース・スーターぐらいであった。
は開幕6連敗を喫するなど前半戦は2勝9敗・防御率5.80と絶不調。後半持ち直したが7勝12敗・防御率4.74と不本意な成績に終わる。は7連勝を記録するなど13勝を挙げる。は前半戦で10勝をマークし、3年ぶりにオールスターゲームに出場するなど16勝8敗・防御率3.04と復活を遂げる。9月24日クリーヴランド・インディアンズ戦では9回2死まで無安打に抑えたが、フリオ・フランコ(後にロッテ)に安打され、ノーヒッターを逃す〔インディアンズの出場メンバーにはフランコの他にメル・ホールルイス・メディーナブルック・ジャコビーウィリー・アップショーと後に日本でプレイする選手が5人もいた。〕。9月30日のオリオールズ戦でも9回2死まで無安打に抑えるが、代打ジム・トレーバー(後に近鉄)に安打され、2試合連続で最後の打者に打たれて快挙を逃した〔オリオールズの出場メンバーにはトレーバーの他にラリー・シーツクレイグ・ワーシントンの2人が、ブルージェイズでもトニー・フェルナンデスジェシー・バーフィールドセシル・フィルダーネルソン・リリアーノロブ・デューシーの5人が後に日本でプレイした。〕。8月4日ニューヨーク・ヤンキース戦でも9回2死までパーフェクトに抑えたが、そこから連打を浴びて失点し、完全試合どころか完封も逃した。同年は5月まで防御率5.46だったが、その後復調して17勝8敗・防御率3.35を記録し、チームの4年ぶりの地区優勝に貢献。オークランド・アスレティックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦と第5戦に先発し、デーブ・スチュワートと投げ合うがいずれも敗れ、チームも1勝4敗で敗退した。は前半戦で11勝を記録し、2年ぶりにオールスターゲームに出場。9月2日のインディアンズ戦でついに球団史上初のノーヒッターを達成。自己最多の18勝を挙げ、サイ・ヤング賞の投票で5位に入った。
は故障で5月22日の登板を最後に離脱。わずか9試合の登板で4勝に終わる。は7月からリリーフに降格となり、4勝6敗・防御率5.04に留まる。チームは球団創設以来初のリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズでもアトランタ・ブレーブスを破ってワールドチャンピオンに輝いたが、ポストシーズンでの登板機会はなかった。オプションは行使されずフリーエージェントとなり、12月8日にホワイトソックスと契約。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デーブ・スティーブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dave Stieb 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.