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デオキシリボース : ウィキペディア日本語版
デオキシリボース

デオキシリボース (deoxyribose) またはD-デオキシリボース2-デオキシリボースは、アルドースペントース及びデオキシ糖の一つでアルデヒド基を含む単糖である。リボースの2位のヒドロキシル基水素に置換され、元より酸素原子が1つ減少した構造をしている。デオキシリボ核酸(DNA)の構成成分。
1929年フィーバス・レヴィーンによって発見された。
五員環構造は特にデオキシリボフラノース(Deoxyribofuranose)と呼ばれる。
== 性質 ==
弱い甘味を持つ白色の結晶で、エタノールによく溶けるがプロピルアルコールには難溶である。リボースより不安定で、酸と一緒に加熱するとレブリン酸(4-ケト-n-吉草酸)に分解する。また、リボースに比べて遙かにグリコシド結合を作りやすい。水溶液中では下図のようにフラノース形とピラノース形の平衡混合物として存在する。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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