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デキスター・ジャクソン（Dexter Jackson, 1969年12月25日 - ）は、アメリカ合衆国のボディービルダー。IFBB公認のプロボディービルダーである。2008年には2年連続王者のジェイ・カトラーを破り、念願のミスター・オリンピアに輝いた。 アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビルに在住。人種は黒人。既婚。好きな音楽ジャンルはR&B、ヒップホップ。趣味はフットボール観戦とDVD収集など。NFLに同姓同名の現役選手がいる。近年のボディービル界では薬物の進歩もあり巨大な筋量重視の選手が多い中、プロポーション重視型の選手の代表例として語られることが多い。 == 特徴 == 他のボディービルダーと比較し、美しいプロポーションとシンメトリー（筋肉の左右対称性）、セパレーションの深さなどが特徴。「腹筋は素晴らしいが、腿がだめだ」「筋量は素晴らしいが、絞りが足りない」などの長所短所が無いバランスのとれたボディービルダーであり、その研ぎ澄まされた肉体から「THE BLADE」の異名を持つ。ただし、欠点として小柄で筋量の少なさがある。167cmと小柄であり、昨今主流のモンスター級の筋量を持つボディービルダー（ロニー・コールマン、マーカス・ルール、ジェイ・カトラー等）と比べると迫力で見劣りする部分は否めず、コンテストでは、その体の美しさの割に低い評価も多かった。 2004年のミスター・オリンピアでは、新たに導入されたチャレンジラウンドでポイントを稼げず4位。しかし、2005年のアーノルドクラシックにおいて優勝候補筆頭のクリス・カミアーを破って初優勝。翌2006年の同大会でも連続優勝した。2005年のミスター・オリンピアには欠場。2009年の大会でも見事優勝している。 ジャクソンの勝因として、近年の採点法が、大量の薬物投与とカロリー摂取が原因とされる内臓肥大による腹部の隆起が減点対象となり、相対的に薬物の使用が少ない筋量が劣る選手にも上位に食い込めるチャンスが広がったことが要因と見られている。 2015年度のミスター・オリンピアでは46歳にもかかわらず、第二位を取得した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「デキスター・ジャクソン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dexter Jackson (bodybuilder) 」があります。 スポンサード リンク
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