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写真集(しゃしんしゅう)とは、数十から数百の写真を、あるコンセプトによって編集したもの。印刷物である場合が多いが、印画紙そのもので構成されたもの、CD-ROMなどのデジタル媒体の場合もある。 対象となる被写体は、人物、動植物、建築物、鉱物、天体等、森羅万象。テーマも、報道、スポーツ、ヌード、風景等、多岐にわたる。 撮影の対象を重視する場合と、撮影者を重視する場合の、大きく2つに分ける考え方もある。前者は、例えば、アイドル写真集(タレント写真集)、猫や犬などの動物の写真集や一部の報道写真集(「20世紀を写す」といった類のもの)であり、後者は、例えば、アンリ・カルティエ=ブレッソンやアンドレ・ケルテスなどの写真家の写真集である。 == 歴史 == 写真集をどのように定義するかによってその起源はまちまちであるが、「複数の写真をまとめた複製可能なもの」の始まりとしてはタルボットによって1841年作られた「自然の鉛筆」が挙げられる。タルボットの発明したカロタイプはそれまで一般的であったダゲレオタイプに対して、ネガ-ポジ法によって複製を作ることが可能であった。そこで彼はカロタイプの技術を広めるために、写真集という形で発表することにした。(この「自然の鉛筆」の一冊が東京都写真美術館に収蔵されている) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「写真集」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Photo-book 」があります。 スポンサード リンク
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