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デセグノ(Desegno、エスペラント語で「デザイン」の意味)とは、1936年に創刊された、多摩帝国美術学校(現在の、多摩美術大学)図案科会の機関紙。1939年までに10号が刊行された。以降は、同年創刊の『多摩美術』に吸収された形になったと推測される。 その創刊には、初代校長・杉浦非水のもと、図案科の教授であった新井泉(あらい・せん、1902年-1983年)がかかわっている。なお、新井泉は、杉浦が設立した「七人社」(他のメンバーは、久保吉朗、須山浩、小池巌、原万助、岸秀雄、野村昇)にも参加している。 日本のデザイン史においては重要な位置を占める雑誌であるが、その具体的な内容は、必ずしも明らかにされておらず、また、復刻等もなされていない(その予定もない)ため、一般の人間が内容を確認することは不可能な状態となっている。今後の研究なり紹介が期待されている(特に、実物を保管している多摩美術大学に)。 ==外部リンク== *表紙図版 (注)刊行された10号に加えて、もう1冊の表紙が掲載されているが、このもう1冊が何かについての情報はない。 *昭和前期の商業美術と広告表現 (注)こちらに掲載されている表紙図版は10号分のみである。 *多摩美術大学に関する年表 1936年の欄を参照 *多摩美術大学・沿革 1936年の欄を参照 *意匠制度120 年史年表 1936年の欄(下付きのページ数では285ページ、PDFファイルの24ページ)を参照 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デセグノ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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