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デッソ・グラスマスター(Desso GrassMaster)は、人工繊維と組み合わせた天然芝から成るスポーツ競技場の舗装表面である。人工繊維は深さ約20cm埋め込まれ、表面の約3%を覆う。芝が成長すると、根が人工繊維と絡み合う。開発者は、これが強固で水捌けも良い構造を持ち、快適なプレーが出来るようフィールドを固定すると主張している。 強化天然芝(Reinforced natural grass )あるいはハイブリッド芝(hybrid grass)は、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球のスタジアムピッチやトレーニングピッチに用いられる。強化天然芝はイベントやコンサートにも使うことができ、人工繊維の埋め込みは芝の耐久性を飛躍的に向上させる。 一部が人工芝によって作られた芝のピッチで行われた初のFIFAワールドカップは2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会であった。このシステムはムボンベラ・スタジアムおよびピーター・モカバ・スタジアムに導入された。イギリスのウェンブリー・スタジアムのフィールドもハイブリッド芝ピッチである。 ラグビーワールドカップ2015では、13会場中9会場にデッソ・グラスマスターが採用された。 日本においてはコウフ・フィールド株式会社がデッソ・グラスマスターの正規代理店である。 == 導入 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デッソ・グラスマスター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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