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デニス・レナード : ウィキペディア日本語版
デニス・レナード

デニス・パトリック・レナードDennis Patrick Leonard, 1951年5月8日 - )は、メジャーリーグベースボールの元選手。ポジションは投手アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身。
== 経歴 ==
MLBドラフトカンザスシティ・ロイヤルズから2巡目に指名を受け入団。にA級で15勝9敗・防御率2.58を記録。はAAA級で12勝13敗・防御率3.47を記録し、9月4日シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。その後4試合に先発したが全て敗戦投手となる。も開幕をAAA級で迎えたが、5月にメジャー昇格。5月16日ボストン・レッドソックス戦でメジャー初完投・初勝利。後半戦で7連勝を含む10勝を挙げ、シーズン通算で15勝7敗・防御率3.77を記録する。は7月9日デトロイト・タイガース戦でメジャー初完封を挙げるなど17勝10敗・防御率3.51を記録し、チームの球団創設以来初の地区優勝に貢献。ニューヨーク・ヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは2試合に先発するが防御率19.29と打ち込まれ、チームも2勝3敗で敗退した。は後半戦で11勝3敗・防御率2.64をマークし、20勝12敗・防御率3.04・244奪三振を記録し、ジム・パーマーら2人と並んで最多勝のタイトルを獲得し、チームは2年連続の地区優勝。前年に続きヤンキースとの対戦となったリーグチャンピオンシップシリーズでは第3戦に先発し自責点1で完投勝利。第5戦では8回を終了して3-2とリードし、初のリーグ優勝まで後1イニングとなった9回表に登板したが、1死も取れずに降板。後続が打たれて逆転を許し敗戦投手となり、惜しくも敗退。サイ・ヤング賞の投票では4位に入った。も後半戦で12勝6敗・防御率2.89と調子を上げ、リーグ最多タイの40試合に先発し21勝17敗・防御率3.33を記録し、チームは地区3連覇を果たす。3年連続の対戦となったヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦に先発し敗戦投手。第4戦では同年25勝のロン・ギドリーと投げ合い2失点で完投するも敗戦投手となり、1勝3敗で敗退した。はリーグ最多タイの5完封を記録したものの安定感は今ひとつで、14勝12敗・防御率4.08の成績だった。
は序盤不調も後半戦で13勝4敗・防御率3.05をマーク。リーグ最多の38試合に先発し、被本塁打と自責点でリーグワーストながら20勝11敗・防御率3.79を記録し、チームの2年ぶりの地区優勝に貢献。4度目の対戦となったヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第2戦に先発、9回途中2失点の好投で勝利投手となり、チームは3連勝でヤンキースを下して雪辱を果たし、球団創設以来初のリーグ優勝を飾った。フィラデルフィア・フィリーズとのワールドシリーズでは第1戦に先発したが、4回途中6失点でノックアウト。第4戦では8回途中3失点で勝利投手となるが、チームは2勝4敗で敗退した。は13勝11敗、キャリアハイの防御率2.99、共にリーグ最多の26先発・201.2イニングを記録。50日間に及ぶストライキでシーズンが短縮された影響で前後期制の変則日程となり、チームは後期優勝。オークランド・アスレチックスとのディビジョンシリーズでは第1戦に先発したが、8回4失点(自責点1)で敗戦投手となり、チームも3連敗で敗退した。
は故障で2ヶ月戦線離脱。故障を挟んで7連勝を記録したものの10勝6敗・防御率5.10に終わる。は5月28日の登板を最後に離脱し、10試合の登板で6勝に留まる。は1年間プレイできず、9月に復帰。チームは初のワールドシリーズ制覇を果たしたが、ポストシーズンの出場資格がなかったためロースター入りはならなかった。は序盤好調で5月まで防御率1点台を維持したが、その後7連敗を喫するなど得意の後半戦で調子を落とし、8勝13敗・防御率4.44に終わる。12月22日に解雇され、引退。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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