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デマンドコントローラ、デマンドコントロール装置とは、需要家の受電電力を常時監視し、設定された値を超えないよう、警告や自動制御を行う装置。 == 日本 == 日本独特の最大需要電力(デマンド)を自動的に契約電力とする料金体系(実量制〔デマンドコントロールシステムのご紹介 東京電力〕など) において、電力料金削減を目的に、高圧(6.6kV)受電する事業家向けの装置、ソリューションとして提供されている。 また、契約電力が固定の場合も、超過ペナルティの回避に用いられる。 機能としては、需要家の時々刻々と変化する使用電力を監視し、デマンド値は毎時0分と30分(一日に48回)に決定されるため、例えば毎時20分と50分に超えたくない値の2/3を上回っていたら、あらかじめ接続しておいた設備機器の出力を落としたり、強制的に電源を切って超過を防ぐ。単純な制御が難しい設備では、積算グラフ表示や警報に応じてオペレータが操作する。 デマンドコントロールは電力料金のうち、基本料金の削減が目的なので、電力使用量は削減できるとは限らない。 また、目標デマンドが低すぎたり、停止機器選定が不適当だと、不快な室温や設備の故障などを招きかねない〔デマンドコントロール装置と電気料金について 沖縄県立学校事務職員協会〕ため、導入に当たっては十分な事前調査と打ち合わせが、導入後も設定値の見直しや運営管理が欠かせない。 外注する際は、性急な導入を強引に勧める営業には、導入後のトラブルやクレームが懸念される。 デマンドコントローラを使わなくても、タイマーで起動する機器などは設定時間を調整して、デマンド値を下げることが出来る〔デマンド管理による省エネルギー 山浦綜合事務所〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デマンドコントローラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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