|
デメトリウス・ラシャド・ピンダー（Demetrius Rashad Pinder、1989年2月13日 ‐ ）は、バハマの男子陸上競技選手。専門は短距離走。自己ベストは200mがバハマ歴代4位の20秒23〔200 Metres men ALL TIME BEST - IAAF〕、300mが元バハマ記録の32秒05、400mが44秒77。2012年ロンドンオリンピックの4×400mリレー金メダリスト、400mファイナリスト（7位）である。室内では200mが20秒50、400mが45秒33と両種目でバハマ記録を保持している、2012年イスタンブル世界室内選手権の400m銀メダリストである。 == 経歴 == 2011年3月12日、NCAA室内選手権（全米大学室内選手権）の400m決勝で45秒33のバハマ記録を樹立し、クリス・ブラウンが2006年にマークした45秒78を塗り替えた。去年の優勝者であるTorrin Lawrenceに0秒63差で勝利し、屋外も含めたNCAA選手権の個人種目で初優勝を成し遂げると、テキサスA&M大学チームの2走を務めた4×400mリレーは3分04秒24をマークしての2連覇に貢献し、大会2冠を達成した。 2011年6月、NCAA選手権（全米大学選手権）の4×400mリレーでテキサスA&M大学チームの2走を務め、3分00秒62をマークしての2連覇に貢献した 2012年1月28日、室内の200mで20秒53のバハマ記録（当時）を樹立し、ドミニク・デメリットが2004年にマークした20秒66を塗り替えると、6日後の2月3日には自身のバハマ記録を20秒50に塗り替えた。 2012年3月、イスタンブル世界室内選手権で世界室内選手権初出場を果たすと、400mの予選を全体1位となる46秒49〔 2016年02月07日閲覧〕、準決勝を唯一の45秒台となる45秒94でそれぞれ通過し〔 2016年02月07日閲覧〕、世界大会で初の決勝に進出した。迎えた決勝では45秒34をマークし、ネリー・ブレネス（45秒11）に次ぐ2位に入り、世界大会で自身初のメダルとなる銀メダルを獲得した。 2012年8月、ロンドンオリンピックでオリンピック初出場を果たすと、予選（44秒92）・準決勝（44秒94）・決勝（44秒98）の全てで44秒台をマークして7位入賞を果たした。4×400mリレーではバハマチーム（クリス・ブラウン、ピンダー、マイケル・マシュー、ラモン・ミラー）の2走を務めて金メダル獲得に貢献。オリンピックの4×400mリレーではバハマ史上初の金メダル獲得となった。 2013年4月、クリス・ブラウン招待陸上の200mでハムストリングスを負傷した。 2014年7月16日、リエージュ国際の300mで32秒05のバハマ記録（当時）を樹立した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「デメトリウス・ピンダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|