翻訳と辞書 |
デュワー冷却器[でゅわーれいきゃくき]
デュワー冷却器(デュワーれいきゃくき、)は気体を極低温に冷却し、液化させるために使用される冷却器である。イギリス人化学者・物理学者のジェイムズ・デュワーによって1890年代に考案された。ジュワー冷却器と表記することもある。 ==構造== 冷却する気体を流し込む外層と、冷媒を入れる内槽で構成されている。外層上部には冷却する気体を流し込むための管があり、流し込まれた気体は内槽の冷媒によって凝縮されて液化する。下にフラスコなどを装着しておき、液化した物質を捕集する。 内槽に入れる冷媒は扱いやすさ・安全性・価格などの理由から、メタノールやアセトン・ジクロロメタンなどにドライアイスを入れたもの(−70から−80℃に冷却可能)、液体窒素(−190℃程度まで冷却可能)などが用いられる。 研究用の小型のものには通常耐熱ガラスで作られたものが使用される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デュワー冷却器」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|