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デロス同盟 : ウィキペディア日本語版
デロス同盟[でろすどうめい]

デロス同盟(デロスどうめい)は、アケメネス朝ペルシアの脅威に備えて、紀元前478年に古代アテナイを中心として結成されたポリス間の軍事同盟。アテナイを盟主としてイオニア地方など主にエーゲ海の諸ポリスが参加した。
== 同盟結成まで ==
ペルシア戦争(第二次遠征)においては、紀元前480年サラミスの海戦および紀元前479年プラタイアの戦いによりペルシア軍が敗れて撤退し、ギリシアには(一時的に)平穏が訪れた。しかしペルシア軍の攻撃による被害の爪痕は各地に残り、ギリシアの人々の間にはペルシア軍の再来襲を危惧する懸念が広まっていた。
プラタイアの戦いで全ギリシア軍の総指揮を採っていたスパルタパウサニアスは傲慢なことで知られ、ギリシア諸国の多くは彼に反発することとなった〔。他方で、その頃ペルシア軍の撃退で功績をあげていたアテナイの評価は高まっており、その結果ペルシアに対抗するための新同盟はアテナイを中心とするものとなった〔。
紀元前478年477年の冬にギリシア諸国の代表者がデロス島に集まり、そこでデロス同盟が正式に結成された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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