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デンデラ神殿複合体[でんでらしんでんふくごうたい]
デンデラ神殿複合体(デンデラしんでんふくごうたい、, 古代エジプト語: イウネト〔古代エジプト神殿大百科 (2002)、148頁〕 ''Iunet'' またはタンテレ〔 ''Tantere''、ギリシア語: テンティリス〔 Tentyris〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、348頁〕、19世紀の英語の綴り字はベルツォーニを含むほとんどの資料においてテンティラ Tentyra であった)は、エジプト、デンデラの南東約2.5kmに位置する。それはエジプトで最もよく保存された神殿複合体の1つである。その地域はアビドスの南、上エジプトの第6のノモスとされた〔。 == 概要 ==
複合体は全体として約4万平方メートルに広がり、大きな泥レンガの周壁に囲まれる。デンデラは、古代エジプト史の始めから礼拝堂ないし祠堂のための領域であった。第6王朝(紀元前2345-2181年頃〔)のファラオ、(紀元前2321-2287年頃〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、599-607頁〕)がこの領域を築き〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、350頁〕、そして第18王朝(紀元前1550-1295年頃〔)には神殿の存在した証拠がみられ、紀元前1450年頃には再建されていたと考えられる。しかし、今日の複合遺跡に現存する最古の建物は、ネクタネボ1世(紀元前380-362年)によって造られた誕生殿である〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、523頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デンデラ神殿複合体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dendera Temple complex 」があります。
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