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デーイオーン デーイオーン()は、ギリシア神話の人物で、ポーキスの王である。長母音を省略してデイオンとも表記される。 アイオロスとエナレテーの子で、クレーテウス、サルモーネウス、シーシュポス、アタマース、マグネース、ペリエーレース、カナケー、アルキュオネー、ペイシディケー、カリュケー、ペリメーデーと兄弟〔アポロドーロス、1巻7・3。〕。 クスートスの娘ディオメーデー(Diomede)を妻とし、1女アステロディアーと、4子アイネトス、アクトール、ピュラコス、ケパロスを得た〔アポロドーロス、1巻9・4。〕。 デーイオーンの子供の中では特にケパロスが有名で、彼は暁の女神エーオースや、プロクリスに愛された〔アントーニーヌス・リーベラーリス、41。〕〔ヒュギーヌス、189。〕。しかしケパロスの系譜には異説があり、しばしば混乱が見られる。アポロドーロスによればエーオースに愛されたケパロスはアテーナイ王ケクロプスの娘ヘルセーとヘルメースの子であり〔アポロドーロス、1巻14・3。〕、プロクリスに愛されたケパロスとは別人である〔アポロドーロス、3巻15・1。〕。
== 脚注 ==
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