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データ制御言語 (データせいぎょげんご、DCL; 英: Data Control Language) は、コンピュータのデータベースにおいてデータに対するアクセス制御を行うためのデータベース言語もしくはデータベース言語要素である。 SQLの主なデータ制御言語は次のとおりである。 * GRANT - 特定のデータベース利用者に特定の作業を行う権限を与える * REVOKE - 特定のデータベース利用者から既に与えた権限を剥奪する SQLの GRANT および REVOKE でデータベース利用者に設定できる権限には次のようなものがある。 * CONNECT - データベースもしくはスキーマに接続する権限 * SELECT - データベースからデータを検索する権限 * INSERT - データベースにデータを新規登録する権限 * UPDATE - データベースのデータを更新する権限 * DELETE - データベースのデータを削除する権限 * USAGE - スキーマや関数などのデータベースオブジェクトを利用する権限 Oracle Database においては、データ制御言語の命令の実行は暗黙的なコミットを伴う。 PostgreSQL においては、データ制御言語の命令の実行はトランザクションの文脈で行われ、ロールバックを行うことが可能である。 == 関連項目 == * データベース言語 * データ操作言語 (DML) * データ定義言語 (DDL) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「データ制御言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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