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トガサワラ属[とがさわらぞく]
トガサワラ属(トガサワラぞく、学名:)は、マツ科の針葉樹の分類群の1つ。日本にはトガサワラのみが分布する。 == 特徴 == 常緑性の針葉樹。高木になり、特に北アメリカのベイマツは高さ100m、直径5mにも達し、世界最高の木の1つにあげられる。葉は細長いが扁平で、表面は主脈に沿ってくぼみ、裏面は主脈の両側に白っぽい気孔帯がある。葉は茎に螺旋状につくが、やや2列になり、また茎に葉枕が発達しない。 雌雄同株で、球果は成熟すると下を向く。また丸い種子鱗片の先まで苞鱗片が伸び出し、その先端が三裂して尖る。種子散布は鱗片の間が開いて行われ、球果の鱗片は脱落しない。種子には翼がある。 また、マツ科の植物の花粉には気嚢(空気を受ける袋)があるのが普通であるが、トガサワラ属のものではそれがない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トガサワラ属」の詳細全文を読む
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