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トキツカゼ
トキツカゼとは日本の競走馬である。1940年代後半に活躍した牝馬で、繁殖牝馬としても大成功を収めた。戦後期の日本競馬を代表する名牝である。佐藤嘉秋が全30戦中29戦に騎乗した。 == 略歴 ==
=== 現役時 === 戦後競馬が再開されたばかりの1946年11月24日にデビュー(2着)し、翌年のクラシック戦線では農林省賞典(現・皐月賞)と優駿牝馬を勝つ大活躍。特に、前者は牝馬としては初制覇(着差6馬身)、後者は2着につけた差が優駿牝馬史上最大の大差と言う圧巻の内容であった。ちなみに、この年のクラシックは東京優駿競走(日本ダービー)以外はブラウニー(おもな勝ち鞍:桜花賞・農林省賞典4歳馬(現・菊花賞))と分け合う形となり、そのダービーもトキツカゼ2着・ブラウニー3着と牝馬優勢のシーズンとなっている。 クラシックシーズン終了後は当時重賞自体が少なかった事もあり、重賞タイトルは初代勝馬となったカブトヤマ記念だけ〔他の重賞は、中山記念(春)5着・天皇賞(秋)6着・目黒記念(秋)7着。〕に終わったが、A5歳特別で負担重量63キログラムを背負ってレコード勝利、農林大臣賞を同60キログラムで大差勝ちと強さを見せている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トキツカゼ」の詳細全文を読む
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