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トニー・ルイ・アレクサンドル・オーバン(Tony ''Louis Alexandre'' Aubin, 1907年12月8日 パリ - 1981年9月21日 同地)はフランスの作曲家・音楽教師。 1925年から1930年までパリ音楽院にてサミュエル・ルソーに和声法を、ノエル・ギャロンに対位法を、フィリップ・ゴーベールに管弦楽法と作曲を、ポール・デュカに作曲を師事。1930年にカンタータ《アクテオン ''Actéon'' 》によりローマ大賞を受賞。その後は放送局に勤務した。1944年より1977年までパリ音楽院にて作曲法の教授を務めた。 バレエ音楽や歌劇、劇付随音楽や映画音楽など、舞台音楽の作曲家ではあるが、2曲の交響曲や幾多の管弦楽曲も遺しており、ほかにチェロ協奏曲や室内楽曲、ピアノ曲、合唱曲、歌曲もある。 == 主要作品一覧 == ;声楽曲・合唱曲 *メロドラマ《クレシダ》 ''Cressida'', Melodram (1934年) *オラトリオ《オルレアンのジャンヌ・ダルク》 ''Jeanne d'Arc à Orléans'' (1942年) ;舞台音楽 *バレエ ''Fourberies'' (1950年/1952年) *バレエ《フランツ・シューベルトのモチーフによるヴァリアシオン》 ''Variations'' (1953年) *バレエ《ヨハネス・ブラームスのモチーフによるグラン・パ》 ''Grand pas'' (1953年) *抒情劇 ''Périls'', Lyrisches Drama, (1956年/1958年) *歌劇《ゴヤの青春》 ''La jeunesse de Goya'' (1968年/1970年) ;交響曲 *第1番《ロマンティック》 ''"Romantique"'', (1934年/1936年) *第2番 (1944年) ;管弦楽曲 *フルートとクラリネット、管弦楽のための《エオリア組曲》 ''Suite éolienne'' (1956年) *交響的スケルツォ《地獄の狩猟(騎士ペコパン)》 ''La Chasse infernale (Le chevalier Pécopin)'', Scherzo Symphonique (1941年/1942年) ;室内楽 *弦楽四重奏曲 ''Quatuor à cordes'', (1930年/1933年) *チェロとピアノのための《カンティレーナと変奏》 ''Cantilène variée'' (1937年) *ヴァイオリンとピアノのための《コンチェルティネット》 ''Concertinetto'' (1964年) *フルートとピアノのための《コンチェルティネット「友情」》 ''Concertinetto del amicizia'' (1965年) *バスーンとピアノのための《コンチェルティーノ“Brughiera”》 ''Concertino della Brughiera'' (1966/1975年) *クラリネットとピアノ(または弦楽オーケストラ)のための《嬉遊曲「ためらい」》 ''Divertimento del incertezza'' für Klarinette und Klavier oder Streichorchester, 1967年/1973年) *オーボエとピアノ、弦楽合奏のための《コンチェルティーノ「栗鼠」》 ''Concertino delle scoiattolo'' (1970年) *ヴィオラとピアノのための''Passacaglia dell'addio'' (1977年) ;ピアノ曲 *ピアノ・ソナタ (1930年) * 前奏曲、レチタティーヴォと終曲 ''Prélude, Récitatif et Finale'' (1930年/1933年) ;ギター独奏曲 * ''Hidalgoyas'', (1975年) category:フランスの作曲家 category:近現代の作曲家 category:音楽理論家 category:1907年生 category:1981年没 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トニー・オーバン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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