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トマス・サリー : ウィキペディア日本語版
トマス・サリー

トマス・サリー(、1783年6月19日 - 1872年11月5日)は、イギリス生まれで、19世紀前半にアメリカ合衆国で活躍した画家である。肖像画を得意とした。
== 伝記 ==

=== 生い立ち ===
トマス・サリーはイングランドリンカーンシャーのホーンキャッスルで、俳優マシュー・サリーとサラ・サリー夫婦の子として生まれた。1792年、サリー夫婦とその9人の子供たちがアメリカ合衆国サウスカロライナ州チャールストンに移住した。そこではトマスの叔父が劇場を運営していた。サリーはチャールストンで11歳のときに曲芸師として初舞台を踏んだ〔Tom Strini Writes 〕。保険のブローカーのもとに短期間徒弟に入った後、そのブローカーがサリーの芸術的才能を見抜き、サリーは12歳で絵を描き始めた。フランス細密画家で義兄弟のジャン・ベルゾン(活動期間1794年-1812年)と共に勉強していたが、1799年に喧嘩別れした。
サリーはリッチモンドに戻り、兄のローレンス(1769年-1804年)から「細密画と装置画」を学んだ。ローレンスが死んだ後、サリーは兄の未亡人サラ・アニスと結婚した。ローレンスの子供たちを養育し、サラとの間には9人の子供をもうけた。この子供たちの中には南北戦争などで活躍した軍人のアルフレッド・サリー、サリーの弟子の画家ジョン・ニーグルと結婚したメアリー・チェスター・サリー、ジェイン・クーパー・サリー・ダーリー、ブランシェ、ロザリー・サリー、トマス・ウィルコックス・サリー等がいた。

サリーはミュージカル基金協会の設立メンバーの1人だった。この協会では多くの音楽家や作曲家の肖像画を描いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トマス・サリー」の詳細全文を読む



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