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トマス・ペイン・キッドは、ジュリアン・ストックウィン著の「トマス・キッドシリーズ」の主人公でイギリス海軍の海尉艦長。 ==経歴== ===強制徴募兵、水兵として=== イギリス内陸部の街ギルフォードに生まれる。カツラ職人として生計を立てていたが98門戦列艦デューク・ウィリアム号に強制徴募され、強制徴募兵となる。 強制徴募兵としての厳しい海上生活に馴染めないでいたところ、熟練水兵ジョー(ジョージ)・ボウヤーに水兵技術を習得し、優秀な水兵になるしかないと諭される。 ここでボウヤーの他にたくましい砲手長トウビー(トウビアス)・スターク、陽気なネッド・ダウト、醜男ドゴ、ポルトガル人でトップ台員のピント、中国人のウォンら優秀な水兵と出会う。 彼らとの出会いでキッドは優秀な水兵になる決意をする。 ボウヤーの指導の下、様々な水兵技術を取得するが、ある日ボウヤーはマストから転落し、不慮の死を遂げてしまう。 最も親しく水兵技術の教師であったボウヤーを失ったキッドは酒に自らを任せようとする。 しかし、普段はもの静かな水兵であるニコラス・レンジに助けられ、ボウヤーとの約束である「優秀な水兵になること」を果たすべく水兵技術を身に付けていく。 その努力を認められ、キッドは二等水兵に昇進する。 その後、フリゲート艦アルテミス号に一等水兵として転属。フランスのフリゲート艦シトワイエンヌ号との交戦や世界一周を経験する。 ここでも努力を認められ下士官である操舵長代理に昇進。しかしアルテミス号は嵐に会い座礁してしまう。 キッドは操舵長代理として軍法会議で証言しようとするが、当直士官として責任者であるはずのロウリー海尉により証言する間もなく転属させられてしまう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トマス・ペイン・キッド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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