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ヘリコケファルム科[へりこけふぁるむか]
ヘリコケファルム科(Helicocephalidaceae)は、接合菌の一群で、いずれも非常に大きな胞子を作るカビである。それぞれに形態がかなり異なる三つの属を含むが、いずれも極めてまれにしか見られない。 == 特徴 == いずれも細いながらよく発達した菌糸を広げる糸状菌である。菌糸の太さは1μ程度。菌糸には隔壁がなく、あちこちで枝分かれして基質上に広がる。無性生殖は基質から立ち上がった柄の先端から生じる胞子による。往々にして胞子形成部は肉眼的な大きさになる。胞子は一つずつ外生するか、分節によって生じる。真っすぐに立ち上がった軸は栄養菌糸よりはるかに太く、分枝を持たず、基部には仮根を持つ。胞子の形態や形成は属によって異なるが、胞子は大抵は長さが数十μと大きく、褐色などに色づくものが多い。有性生殖は未知。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘリコケファルム科」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Helicocephalidaceae 」があります。
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