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トム・ピリビ : ウィキペディア日本語版
トム・ピリビ

トム・ピリビ」(Tom Pillibi) は、が歌い、1960年第5回ユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝したフランス語の歌。日本ではNHKの『みんなのうた』を通して紹介された。
==ユーロビジョン・ソング・コンテスト==
1960年第5回ユーロビジョン・ソング・コンテストにおいて、この曲はくじ引きで決まった順番に従い、一番後の13番目に(イタリア代表だった の "Romantica" に続いて)演奏された。投票の結果、32ポイントを集め、1958年第3回でが歌った「お休み恋人よ (Dors, mon amour)」に次ぐ、フランスにとって2つ目のユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝曲となった。
この歌は、やや速めのテンポで、女性の歌い手が彼女の恋人である曲の題名になっている人物(トム・ピリビ)について語るものである。歌い手は、主人公の物質的な富(ふたつの城、船、ほかの女性も彼に夢中...)について語った上で、「たったひとつの欠点」は、彼が「...というくらいの大嘘つき」だと述べて、そこまでに述べていたことはみんな嘘だと明かす。それでも、歌い手は、彼のことを愛している、と歌って締めくくられる。
コンテストの歴史の中でやがて一般的になっていくように、この歌にも英語版が作られたが、その内容は、原曲と同じ人物についてのものではあるが、印象はかなり異なっている。英語版の主人公トムは、強引な女たらしで、まったく信用できない人物になっている。おそらくは、こうした仏英版の食い違いが災いしたのであろう。ユーロビジョン・ソング・コンテストの歴史について著されたデス・マンガン (Des Mongan) の本は、この歌について「2つの城と2隻の船をもつ、おおよそ不埒な男がいるが、彼女はそれでも彼が好きなのだ」と記し、この問題をさらにこじれさせてしまった。なお、ボワイエは、同じ題名でドイツ語版も録音している。
この曲が優勝した翌年、1961年第6回ユーロビジョン・ソング・コンテストでは、ルクセンブルク代表として出場したが歌った「二人は恋人 (Nous les amoureux)」が優勝した。
フランス代表として、この曲の翌年に歌われたのは、の「Printemps, avril carillonne」であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トム・ピリビ」の詳細全文を読む



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