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トモエ学園（トモエがくえん）は、かつて東京都目黒区自由が丘にあった私立幼稚園・小学校（旧制）。リトミック教育を日本で初めて実践的に取り入れた学校として知られている。同学園出身の黒柳徹子が記したベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』によって、一躍その名が全国に知れ渡った。 == 沿革 == *1928年 - 手塚岸衛が東京都目黒区に、中学校（旧制）、小学校、幼稚園からなる自由ヶ丘学園を創設、「自由教育」を唱道した。 *1936年 - 手塚が死去。学園は経営難に陥り、中学校部門は藤田喜作に引き継がれ、現在の自由ヶ丘学園高等学校となる。 *1937年 - 成蹊小学校などで教鞭を執った小林宗作が、小学校と幼稚園を引き受ける形でトモエ学園を創設、「リトミックによる創造教育」を実践した。 *1944年 - 太平洋戦争激化により、児童は群馬県吾妻郡岩島村に疎開する。 *1945年 - 東京大空襲により校舎が焼失。のち、幼稚園のみ再建。 *1946年 - 小学校の部を廃止。 *1963年 - 小林の死去に伴い幼稚園を閉園、以後休校とする。 *1978年 - 小林の長男によるトモエ幼稚園の廃園届が認可され、トモエ学園の歴史が完全に終わる。 *1988年 - 有志により、跡地に以下の記念碑が建立された。 :::「自由が丘 Notre Havre de Liberte Creation 自由と創造の我らが母校。 私たちこの地に学び育まれし者は、ここに行われた教育が、時をこえて生き続けることを願い、恩師への敬愛と感謝の思いを込めて、この碑を建てる。 自由が丘学園/トモエ学園 同窓生並びに関係者一同 」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「トモエ学園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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