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トヨタ・TF110[とよたてぃーえふ110]
トヨタ・TF110は、トヨタが2010年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。トヨタが2009年限りでF1から撤退したため、実戦投入されることはなかった。 == 概要 ==
=== 構造 === 空力面からの要請により極限まで高く持ち上げたノーズと、「スーパートリックディフューザー」と呼ばれる顕著な設計のマルチディフューザー、車高調整システムの搭載が特徴である。フロントノーズはTF109よりも30mm高く持ち上げられ、ギヤボックスのリヤサスペンション取り付け位置も同程度持ち上げられている。燃料タンクの容量拡大に対応するためと、TF109が高速コーナーでアンダーステアの傾向を示していたことから、ホイールベースは延長されている。 TF110に搭載されていると報じられた車高調整システムは(全く同じ仕組みのものかは不明なものの)、圧倒的速さを誇るレッドブル・レーシングのRB6に搭載されているとされ、マクラーレンから抗議が出された上で同機構開発を宣言、それを受け国際自動車連盟(FIA)が禁止徹底を通達している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・TF110」の詳細全文を読む
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