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トヨペット・マスターライン : ウィキペディア日本語版
トヨペット・マスターライン

トヨペット・マスターライン(Toyopet Masterline)は、トヨタ自動車商用車(貨客兼用車)である。
== 概要 ==

=== 初代 RR10系 (1955年 - 1959年) ===

1955年12月に販売開始。
マスターラインは、タクシー用、もしくはクラウンRS型の保険として用意されながらも、予想外の短命に終わった4ドアセダン、トヨペット・マスターライトバンピックアップトラックに仕立てたものである。ボディー外板やフレームを始め、R型エンジンとコラムシフトの3速MTのパワートレイン、4輪リーフリジッドの足回りなども、耐荷重の差は考慮されているが、基本的にはマスターと共通である。
乗用車ボディーの流用を逆手に取り、低床ピックアップのシングルシート(1列座席=シングルキャブ)とダブルシート(2列座席=ダブルキャブ)のには、セダンピップアップの様にキャブと荷箱が一体で、リアウインドウもラップアラウンドの曲面ガラス〔フロントウインドシールドは最後まで平面ガラスのままであった。〕」とした乗用車ムードあふれる車種もラインナップしており、この車型とテイストは2代目やクラウンピックアップにも引き継がれている。
マスターの開発費と金型代を償却する目的で生産がスタートしたマスターラインであったが、同車と同時期に、SG型トラックの後継であるRK20系「トヨペット・ライトトラック」(後のスタウト)〔1954年5月、車名が紛らわしいといわれたセミキャブオーバー型のRKトヨペット・ルートトラックと共にモデル途中で改称され、「スタウト」となる。〕のキャブ〔ドア、Aピラー、ボンネット、フロントフェンダーなど。〕にもマスターの金型が使われており、これらの生産終了後、その生産設備と部品は、さらに初代ST10系コロナにまで流用されている。
郵政省のパネルバンタイプの郵便車にマスターラインのライトバンによく似た車種があるが〔荷室側面の窓がないかわりに通風用のルーバーがあるパネルバンで、バックドアは小ぶりながら頑丈な1枚扉とされ、右ヒンジの横開きとなっている。この架装方式は後の主流となる1トンクラスにも採用され、RN30系ハイラックスまで続いた。それ以降はキャブと別体で直方体のアルミ製の荷箱を架装する方式となった。〕、これは前述した、キャブまわりの外板が共通のRK20系スタウトのシングルキャブ・標準ホイールベースがベースとなっており、フレーム強度、タイヤサイズ、リーフスプリングのばね定数などが異なる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨペット・マスターライン」の詳細全文を読む



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