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トランシルヴァニアアルプス山脈(トランシルヴァニアアルプスさんみゃく、''Transylvanian Alps'')は、ルーマニアの中央を東西に走る山脈である。カルパティア山脈の一部分であり、南カルパティア山脈(英語:''Southern Carpathians''、ルーマニア語:''Carpaţii Meridionali'')の呼び名もある。2,000メートル級の山々が連なっており、最高峰はモルドベヤヌ山(''Moldoveanu'')の2,544メートルである。 「トランシルヴァニア」という名称は、ルーマニアのトランシルヴァニア地方に由来する。この山脈はトランシルヴァニア地方とワラキア地方を隔てており、かつてはハンガリー王国とオスマン帝国、後にはルーマニア王国との国境でもあった。 トランシルヴァニアアルプスはブチェジ、ファガラシュ、パルング、レテザトの4つの山群に分けられる。 ;ブチェジ山群 :山麓のプラホヴァ渓谷一帯にはブステニ、シナヤ、プレデアルといったリゾートが点在、ブカレスト市民も行楽に訪れる。 ;ファガラシュ山群 :ルーマニア最高峰のモルドベヤヌ山がある。 ;パルング山群 :シビウの南西に位置するパルティニシュ(Păltiniş)は標高が高い(1,440メートル)ことで知られるリゾート。 ;レテザト山群 :レテザト国立公園はルーマニア国内では最初の自然保護区である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トランシルヴァニアアルプス山脈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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