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トリイステーション
トリイステーション(Torii Station)とは、沖縄県読谷村に所在するアメリカ陸軍の基地である。「トリイ通信施設」とも呼ばれている。 ==概要== トリイステーションは、その名の通り、基地のゲートに聳え立つ鳥居が名前の由来であり、この鳥居が基地の象徴となっている。面積は、1,980m²あり、敷地内にはビーチや広大な畑が広がっている。このビーチは、沖縄戦の時にアメリカ海兵隊が上陸した海岸の一つで、基本的にアメリカ軍人の専用施設になっている。畑は、基地内に土地所有権を持つ日本人が、許可を得て農作物の栽培を行っている。 トリイステーションが占める土地のうち、およそ9/10は私有地である。このため、年間12億円を超える賃借料が地主に支払われている。 基地の内部は、一見して基地とは思えないほどのどかだが、ここには電子諜報部隊、暗号部隊、犯罪調査部隊などが駐留しており、いわゆる「ゾウの檻」として有名なアメリカ陸軍楚辺通信所で収集した電波情報や、キャンプ瑞慶覧隣接のフォートバックナー陸軍通信基地内の施設で受信される偵察衛星のデータが自動的に集積され、情報の処理・分析、暗号作戦の実施を行っている。アメリカ軍の、極東地域における軍事情報戦略の要と言える施設である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリイステーション」の詳細全文を読む
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