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トリエチルアミン
トリエチルアミン(Triethylamine)は、示性式が (CH3CH2)3N と表される第三級アミンに属する有機化合物の一種。頭文字をとってTEAとも呼ばれる。 == 性状 == トリエチルアミンは、常温では強アンモニア臭を持つ無色で揮発性のある液体である。強塩基性で、水に18.7℃未満で微溶、18.7℃以上では可溶。アルコール、アセトン、ベンゼン、クロロホルムに易溶。引火点は-6.7℃で、爆発限界の下限が1.2%と低く、非常に引火しやすい。様々な有機溶媒に可溶であるため、有機合成において用いられる代表的な塩基である。酸類、強酸化剤と反応し分解する。過マンガン酸カリウムとは容易に反応して酸化され、アンモニア、酢酸、硝酸に分解する。また、燃焼の際にアンモニアを発生するため、火災が起こった場合危険度が高い。日本では消防法により危険物第4類の引火性液体(第1石油類 非水溶性液体)に分類されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリエチルアミン」の詳細全文を読む
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