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トリコグロッティス属[とりこぐろってぃすぞく]
トリコグロッティス属 ''Trichoglottis'' は、ラン科植物の1属。和名をニュウメンラン属(あるいはイリオモテラン属)としたこともある。 == 特徴 == 常緑性の多年生草本で着生植物。茎はよじ登るか垂れ下がって伸び、葉が2列に互生する。葉は革質で堅い。花茎は葉の基部から生じ、短い花茎に少数だけをつける〔土橋(1993),p.231〕。 花披片は平らに開く。唇弁と側花弁は蕊柱の下に伸びた部分に着く。唇弁は単一であるか、または3つに裂ける。内側にとさか状の突起があり、基部には距がある。唇弁の中裂片は幅広くて突き出し、側列片は直立する。蕊柱は円柱形で、先端近くに1対の耳状の付属体を持ち、下に伸びた部分には舌状付属体がある。花粉塊は4個で2組に分かれ、花粉塊柄によって繋がる。 属名はギリシア語の『毛』と『舌』を組み合わせたもの〔唐澤監修(1996),p.611〕により、『毛の生えた唇弁』の意味である〔横田(1997)p.154〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリコグロッティス属」の詳細全文を読む
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