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トリコモナス症[とりこもなすしょう]
トリコモナス症(トリコモナスしょう、)は、原生生物のトリコモナスを原因とする哺乳類や鳥類の感染症の総称である。ヒトでは通常性行為感染症(STD)の一つ膣トリコモナス症を指すが、ほかにも大腸に感染し下痢を引き起こす腸トリコモナス症なども知られている。家畜では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されている。本項では主にヒトの膣トリコモナス症について述べる。 == 症状 == 通常は女性のみが膣炎・子宮頸管炎・尿道炎といった症状を呈する。悪臭を伴う泡だったおりものや、性交・排尿時の不快感、女性器のかゆみ・痛み・灼熱感などが自覚される。まれに下腹部に痛みを感じる場合もある。通常は10日ほど潜伏期を経てこれらの症状が現れる。なお続発症としてHIV感染リスクや未熟児の出産が増加するという指摘がある。 男性の場合にはたいてい無症状だが、ときどき尿道にかゆみを感じたり、排尿・射精時に軽い痛みを感じたりする人もいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリコモナス症」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trichomoniasis 」があります。
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