翻訳と辞書 |
トリジャター トリジャター(Trijātā)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する年老いた羅刹女(ラークシャシー)。ラーヴァナの滅亡を予知する夢を見た。また心が優しく、捕らわれたシーターを励ました。 トリジャターは様々な夢を見た。ラーマに関する夢が幸運を暗示させるのに対し、ラーヴァナについては不吉、死を暗示させるものばかりであった。夢の中でラーヴァナは頭を剃り、香油にまみれていた(死の予兆とされる)。あるいはロバに乗り、南を向いて進んでいた(南は不吉な方角とされる)。またランカーの城門が破壊され、都市が海に沈み、あるいは灰と化す夢を見た。そしてシーターにラーヴァナの妃となるよう脅す羅刹女たちをいさめた。 またシーターがインドラジットの攻撃でラーマ、ラクシュマナが深く傷つき、大地に横たわる姿を見て深く悲しんだときも、トリジャターはシーターをなぐさめ、元気づけようとした。 戦争後、トリジャターはラーマから財産と名誉を授かったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリジャター」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|