翻訳と辞書 |
トリブヌス・ミリトゥム : ウィキペディア日本語版 | トリブヌス・ミリトゥム トリブヌス・ミリトゥム()は、古代ローマの軍団(レギオー)における高級将校・幕僚。語義は「兵士の長」。「軍団司令官」などと訳されることもあるが、実戦の司令官ではなかったとされている。 共和政ローマでは、元老院議員クラスから選出され、1個軍団当たり定員6名が配属された。たとえば、コンスル(執政官)が4個軍団を率いると、計24名のトリブヌス・ミリトゥムがいた計算になる。 各軍団の6名は、2名ずつ3組に分かれ、2か月ごとに交代で軍団を統括した。マリウスの軍制改革以降では、レガトゥス・レギオニス(軍団長)配下の幕僚として働いた。実戦においてコホルス(歩兵大隊)やマニプルス(歩兵中隊)などの部隊を指揮することはなかったようである。 ==関連項目==
*トリブヌス
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリブヌス・ミリトゥム」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|