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トリプルスリー (Triple three) はプロ野球において、打者が同一シーズンに「打率3割以上・本塁打30本以上・盗塁30個以上」の成績を記録することを言う。 == 概要 == トリプル3〔「ヤクルト山田「今年は走る」 目指す「トリプル3」達成 」朝日新聞 2015年2月6日閲覧。〕、トリプルサーティ〔ALL STAR SERIES JAPAN 2002 日米野球公式プログラム 69頁 読売新聞東京本社発行〕とも呼ばれ、日本では「3割30本30盗塁」とも呼ばれる。この記録が脚光を浴びるようになったのは、1983年に簑田浩二が達成してからである。 野球の攻撃分野(打力、走力)において隙の無い好打者であることを証明するものとされ〔小中翔太 「最も価値あるトリプルスリーは松井稼頭央だった 」Yahoo!ニュース(2014年8月4日)、2014年11月5日閲覧。〕、これを目標とする打者も多い。 川上哲治は1950年、長嶋茂雄は1958年(入団初年度)に、いずれも本塁打1本の差でトリプルスリーを逃した。特に長嶋は一塁を踏み忘れて「幻の本塁打」となった1本があったために記録を逃した〔「【9月19日】1958年(昭33) ミスター、幻の28号本塁打でトリプルスリーを逃す 」Sponichi Annex 2013年12月30日閲覧。〕。また、青田昇は1950年に盗塁1個の差でトリプルスリーを逃している。 2015年シーズンでは山田哲人と柳田悠岐の二人がトリプルスリーを達成、1950年に岩本義行と別当薫が達成して以来65年ぶりに複数人達成者が出たことで話題となり、この用語は2015年ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリプルスリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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